2024/03/23

イベント当日のそわそわ感、いいへんじ『友達じゃない』、アナログスイッチ『幸せを運ぶ男たち』の感想。3月も最終週に差しかかるぞ!毎日がハードル走!
石山蓮華 2024.03.23
誰でも

まずお知らせです。本日「EARTH HOUR 2024 」というイベントに出ます!

アーバンドック ららぽーと豊洲 メインステージ・シーサイドデッキにて、夜19時40分からスタートのステージは、TBSラジオ「こねくと」メインテーマを手がけるThe SKAMOTTSさんのライブ&トークです!

The SKAMOTTSの演奏はものすごくいいです。スカに馴染みのない人も一発で大好きになっちゃうほどかっこいい音楽。心と身体にダイレクトに響く生演奏、私もマジ楽しみ。参加費は無料でLEDランタンのプレゼント付きです!先着200名だからきっともらえると思う。これはね、手ぶらで来てもらってお土産まで持ち帰りいただけるということですよ。すごいぞ!!!ぜひあたたかい格好で、今夜遊びにきてください!マジで!頼みますぞ!!!

夕方には雨が止むようです。SKAMOTTSさんたちはタフで頼りがいのあるバンドだし、だからこそ、みんな踊れるように傘なしで楽しんで欲しいなと思っていたからこれはちょっと安心。

WWFジャパン
@WWFJapan
🌎3月23日はEARTH HOUR🌎
当日はTBSラジオとともに、東京・豊洲でイベントを開催します!人気番組とのコラボステージに加え、自転車発電体験、電気自動車の仕組みを学ぶ講座、ぬり絵、ソーラーライトづくりなどのワークショップもお楽しみいただけます🐼ぜひお越しください!wwf.or.jp/campaign/earth…
2024/03/15 20:58
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イベントの当日ってそわそわするね。ラジオでもSNSでも告知しているのですが、メルマガには書いてないとか、そういうのをさ、やっと気付くのですよ。

先日ラジオのゲストにLilicoさんがいらしたとき、ものすごく明るくエネルギッシュで、船に大きな帆を張ったみたいな気持ちになったのよね。私も本日は、そういうナイスな楽しさをお届けしたいという気持ちで参ります。

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エッセイを書くための準備体操

さて、金曜日はラジオの生放送がないので、目覚ましをかけずに起きたら昼12時でした。友達ふたりを家のある郊外へ招き、自宅でなにか振る舞おうか、近所のお店へ行こうかと歩きながら考えているけれど、手ごろなお店がなくて困ったな…と思ったとき、パートナーから「家で食べるならなんか作っておくよ」と連絡をもらい足取りが軽くなる夢を見た。実話かと思った。

夕暮れ時の田舎道がいい感じで、辺りがだんだんと暗くなっていく様子を見せたいのと、ほどほど歩かされて疲れていそうだがそれを口に出さない優しい友人のために、早く店に入ってイケてる食事をしたいという葛藤、焦りがありました。でも近所には美味しいご飯屋さんはなかった。地味にいやな夢だよね。夕暮れ時の田舎道はきれいで、坂の上からラベンダー色の夜景が見えるんですよ。でもそれを「ほら!見て!」と言うのも気恥ずかしくてそれに触れずただ歩くんです。え、何なの。こういうことって人に説明するほど陳腐でしかないよね…しかも夢だし…せめて経験であれ…

学生の頃、暇を持て余して渋谷へ行くけれど、お小遣いはそんなにないし、どこへ入ればいいか判断できる経験値もなく、ひたすら歩きまくっていた時間を思い出します。なんで渋谷にいたのかなと思うと、おそらく仕事の用事の前後だったのでしょうね。

あっという間に金曜日が来ていてマジびっくり。毎日がハードル走って感じ。体育の楽しいところだけ、ふっと思い出します。徒競走だとスーパースポーティだけど、ハードル走は飛び越えるというアトラクション性があって楽しかった。転んだり倒して膝をすりむいたりするんだけど、若いっていうか子どもだからまあすぐ治るし。ちゃんと飛べると気持ちいいよね。ハードル走やりたい。

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最近観た演劇の感想

いいへんじ『友達じゃない』

友達だと思える人がいないことがコンプレックスだった吉村は、北区周辺で路上ライブをしている売れないシンガーを追っかけることだけが生きがいだった。ある日、いつものように赤羽駅前で彼の歌を聴いていると、偶然通りすがった真壁という女性に出会う。「また会えるかも」とかろやかに去っていく彼女と、吉村は「友達になりたい」と思う。(公式サイトよりあらすじ抜粋)

マーベラスでした。演劇はコミュニケーションの芸術だとふつふつと感じる70分。

空間の扱い方や時間の流れ方、人間同士の関係性など、どこも力むことなく、必要なところだけをすんなりと描きとっていて、すばらしいバランス感覚だと感じます。大人の友人関係、不自由さで歌とギターがあって、ぐいっとエモーショナルにできる可能性のあるシーンで、そこへ押し流さないところとか。力技を使わず必要なことを伝えているからこそ、観ていて心を柔らかく保てるというか。俳優さんたちの演技、素晴らしかった。物語と役に対する責任感を感じ、互いの信頼をしっかり結んだ友達なのかなあと想像します。私が観たのはBチームでしたが、他のチームもマジで観たい!

アナログスイッチ『幸せを運ぶ男たち』

人生にはツイている時期と、ツイていない時期がある。でもこの男の人生はずっとツイていない。人より5倍不幸な男と、彼を幸せにする使命を負った、5人の座敷童子達。自分達がいるのに何故か男は幸せにならない。そこにはある真実が隠されていた。幸せになることを諦めた男が、寂れたアパートで、幸せを望む。(公式サイトよりあらすじ抜粋)

俳優さんたちの表情を観ているだけでも楽しく、ぽかぽかとした気持ちで帰りました。一人住まいの小さなアパートに5人の座敷童たちがぎゅうぎゅうになっているというビジュアルがすでに笑える。彼らは天使のように清らかなわけでなく、会社員のようなしがらみもある上で、主人公の幸せのために日々目を光らせている。たとえフィクションの中であっても、善意や親切に触れるといい気分になれる。そのために必死なのがアンバランスで、思い出すだけでちょっと口角が上がります。ノーミーツ公演でご一緒していた上谷さんがいいキレっぷりを見せていました。めちゃくちゃ怖いのにおかしくって笑いも起こっていて、すごい。東宮綾音さんの地に足のついた透明感やコメディエンヌっぷりも素敵でした。実は東宮さんのPodcastにお招きいただいたんです。今度収録してきます!楽しみ〜

では今夜、豊洲でお会いしましょう!

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